巡拝

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一宮

縄文時代から栄えた武蔵国一古い都市・秩父

日本の歴史は、11万年前の旧石器時代まで遡れることが確認されています。1万数千年前から作られていた縄文土器や土偶の時代、水田や青銅器の時代があり、やがて国が形作られてきました。現在残されている最古の文献は古事記(712年)ですから、それ以前を記したものがなく、長いあいだ研究者の好き勝手な言い分で歴史が表現されてきました。ですが科学の発展と共に、古代に作られたと言われていた物品の製作年代などが明らかになり、日本の歴史が各方面から見直されてきています。その多くの証明物が神社仏閣から見つかることも多く、なかなか嬉しい限りです。
仏像

稀代の仏師・円空、実は江戸時代の修験僧、今年は没後330年

円空仏の特徴としては、どんな仏さまでも笑顔であるという点が挙げられます。顔の部分がはっきりしないものでさえ「笑ってる」のです。それは不動明王でも、烏天狗でも同じで笑っているのです。円空は、訪れた土地の木々を使い、手数を施さずに作造しました。
巡拝

日本の始まりはどこ?! ここかもしれないオノゴロ島に行ってみた!

新年最初のこととして考えてみたのですが、日本の根幹をなす神さまとはどなたでしょう。アマテラス?(伊勢神宮の神さま)オオクニヌシ?(出雲大社の神さま)国之常立神(くにのとこたち)?(古事記で最初の神とされている)日本には八百万もの神さまがおられて、一言では言い切れませんね?それでも、やはり日本を作った神さまならば言えるのではないでしょうか?
巡拝

義経伝説も残る恐山の浄土、仏ヶ浦の絶景を訪ねる

前回、恐山菩提寺をご紹介しましたが、この霊場とセットで、というより欠かせないスポットが恐山菩提寺から直線距離で24キロほど西にいったところにあります。その名も「仏ヶ浦」、古くは仏宇多と呼ばれていたようです。昭和16年に国の名勝及び天然記念物に指定された景勝地ですが、恐山を訪れた修験者や参拝者にとっては、縫道を抜け石山を通り、大岩の間をくぐるようにしてこの海岸までたどり着くことが、修験や祈願の最終となっていました。
巡拝

関東一、古来発展した秩父地方

秩父の歴史は確認できるだけでも約1万6000年前に遡れます。旧石器時代の石器が発掘されているほか、その後の縄文時代の石器・土器・遺跡など数多くの発掘がなされている土地です。「ちちぶ」の名は、初期の文献から残されていて古くは「知知夫」と表記され、大和政権の初期から国造(くにのみやつこ/大和政権から地方統治を任されていた首長のこと)がいて、このころから存在していたとされる神社が現在もいくつも残っています。
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