守護仏

私たちが日頃いう「干支」とは十二支をさしている。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種であるが、干支というと、これに十干（甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸）が組み合わさって干支となる。これについては、どこかの稿で詳しく触れてみたい。 さて、この干支にはそれぞれ守護する神仏がいる。神さまについては、1種の説明が難しいので、この場では仏さまについて紹介しておこう。 十二支というのは、東洋における数字であり方角でもある。この各方角に棲まう仏さまが、つまり十干の守護仏となるのだ。

である。